診察日前にて

診察日の前日です。

私は、先生という人に過大な信頼を寄せてしまっていたようです。
先生という人は、いつも笑顔で相槌を打ってくれる人です。
だから、私は言わなくても良い事まで言ってきたのだなぁと思います。
自分でも知り得なかった色々な知識から、Y達の出生の情報。
先生には包み隠さず伝えてきました。

先生はその度に貴重な資料だと言って、私の手掛けた紙面をコピーします。
でも、それもどちらから言った事か。私からですね、確か。
だったら、簡単な事です。資料には成らないでしょう。
先生はただ私の話しを受け流しているに過ぎないのでしょう。
私という人は、本当に、視る眼が無い。

でも、しょうがないとも言えます。
先生は本当に、本気なのかいい加減なのかどっちつかずな人のように思えます。
だから、この私が書いてきた資料に、あんなに褒めてくれたものですから。
てっきりです。私の言っている事、彼らの存在、色々な事。
それらの全てを良く聴き、理解して下さっているものと、そう勘違いしてしまったのです。私は。かつての、私達は。

よく考えれば、すぐに判る事でした。患者の話しは肯定せず、否定せず、が基本です。そうでした。だから、まんまとしてやられてしまいました。
次からは、言う事を選んで喋ろうと思いました。
ようやく、今になってですけれども。

だから、明日は、名の有る人格はもはや1名になり、それも普段の生活では現れない事を伝えます。作為体験はまだ相変わらずとも。
そして、これは聞いておきたいので聞きに行きます。
一般就労の許可は、どの程度事業所で働けばおりますかと。
実は受けたい所がもう決まっているので、その時期が来るまでに許可が欲しいのです。とでも聞いてみましょうか。

それでは。

karamozu
絶賛統合失調症ライフを送っています、しがない人間です。どうぞ宜しくお願い致します。