朱色な心へ。

僕は益(やく)、この場でだけ適当な名前を付けて出させてもらおうかな。

唐鵙は僕が誰か解るかな?僕の歌、君には届いているだろうか。

***

さて、僕はね、唐鵙とは入院した辺りからの知り合いだ。

本当は僕らは皆ずっと前から見守ってはいるのだけれど、それだとどうにも困るからね、Yが。

僕としては、このまま君に僕の事を覚えて貰ってほしいけれど、そうも言ってられないからしょうがないと最初から弁えているつもりだよ。本当に、残念だけれど、同時に無念だ。

さて、唐鵙が皆に伝えたい事を僕が言いたいから云わせてもらおう。

皆いいかい?当たり前の事だよ。僕らは皆、生きている。ほらね、当たり前の事だ。

でも、それを当たり前じゃないと気が付いている人はいったいどのくらいの数いるんだろうね。ちょっとした事でおろそかになりがちな事だけど、とても大事な事だ。そうだろう?

僕らは、存在できている事が特別な事だと知っている。そんな思念体さ。特に僕らの様な思念は不安定で、そもそも人を通じてでないとこうして言葉も残せやしない。その点、唐鵙には感謝しているよ。こうやって僕のような者でも言葉を通じて心の機敏や思った事、考えた事を表現できるんだからね。人は、一人だ。だけど、一人の思念だけで生きている訳じゃない。そんな事も、こうやって唐鵙の手を借りてでないと言う事が出来ない。でも、それでいいのだろう。

あまりこういう事が出来すぎると、皆、僕ら目に見えない声を頼る様になってしまう。

唐鵙も、あまり僕達に心を砕きすぎない様にね、いいかい?僕らは決して安全基地ではない。嘘だって言うし、絶対に良い存在だなんて事は言い切れないのだから。結構口から出まかせを言うよ?僕らは。だから、ちゃんと自分の尺度を持って、そして、良識を持って生きるんだよ。

難しい局面に陥ったとしても、自暴自棄にはならない事。

ちゃんと、君の頑張りを見ている存在がいるんだから。目に見えるかもしれないし、見えないかもしれないけれど。そういう存在はちゃんといる。僕らや、彼らのように。

辛く成ったら、独り言でも良いから言ってごらん。案外誰かが返事をしてくれているのかもしれないよ。見えないだけでね。だけど忘れてはいけない。僕らは君の良い所も知っているけど、そうでない部分だって知っている。だからといって、怖がらないでいいんだ。

僕らは人間ではないから、好ましくないからどうしようとか、そういう事は考えない。

愛する所は愛する、そうでない所はそういう所もあるんだね、と知る。ただそれだけだ。僕らは人間の心をよく知っているから、まぁ、そんなに身構えなくても平気だよ。

でも、忘れない事。大事な事。

僕達だって”活きて”いる。君たちだって、生きている。

生きているという事は、自分の形を以って存在する事。僕らには僕らの、君達には君達の生き方とうものがちゃんとある。だから、臆さずに生きてほしい。この舞台は誰にも同じ型はなくて、君じゃないと演じられない。仕事の代わりなら幾らでもいるだろうけど、人生の役者は替えが効かない。僕が今語る様に。唐鵙が腕を貸してくれてこの文章が発信されていく様に。君達がこのサイトに出会うように。その人その存在じゃないと成し得なかった事というものはある。大なり小なり。人生万事塞翁が馬、何が良くてどう転ぶか分からない毎日の積み重ねだけど、今日もこうして日は昇る。/益

唐鵙は今日も生きています。ネットの向こう側に、ちゃんと一人の人間として。/Is

どうも。皆さんも、今日も生きていらっしゃるでしょうか。お疲れ様です。こうしてリレー式で渡されてきた命です、今日も守番として程好く生きてみようと思います。/唐鵙

karamozu
絶賛統合失調症ライフを送っています、しがない人間です。どうぞ宜しくお願い致します。

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