己の成り立ちとは何だろう。

私は、統合失調症に陥る前から「己の世界における立ち位置は何なのか」つまり、己とは何者か、という問いかけを常に自分に課してきました。そのような事を考えなくても、今の世の中は生きてしまえます。ですが、私にはそれが耐えられなかったのでした。己が何者かという問いを、今でも手放す事が出来ていない私は、まだまだ修行不足なのでしょうか。

さて、私が統合失調症なった事も、私が己に考えを課す事を止めなかった時点で必然であったと言えます。ですが、その中で成果も有りました。
それは、人間は一個の人格だけで成り立っては居ない、という事に行きついた事です。私には、無数の人格が共生しています。その正体は判りません。思念体かもしれないし、私から剥離した一般的な副人格かも知り得ません。ですが、確かに彼らは存在しています。今も。私が朝起きてからの身支度をしようとする、とします。すると、彼らは彼らで勝手に手足を使って動こうとします、一つの選択肢では無いのです。大体は従っても問題ない行動の為、そのまま身を任せてしまいます。勿論、気が進まない時には拒否できますし、行動を中断させてもらう事も出来ます。
あくまでも主人格である私の行動を尊重してくれます。それはおそらく、一番現実に近く、問題解決、適応する事を強いられる苦労があるからだと考えています。
いわゆる、まぁ、乗っ取った所で私達の関係性ではうま味が少ないという事があります。勿論、メインの副人格と主人格の私との信頼関係が有るからという理由も有ります。私は、彼らと共にこの一つしかない人生を送ろうと決めていますから、副人格である彼らY,A.R.I.S.Nや同胞達は、無理やり統合を進められるなどの脅威を感じていない事が大らかでいてくれる理由なのかもしれません。
仲良く出来るのは、とても嬉しい事です。これがもし、良好な関係から遠かったら、どうなっていたのでしょう。きっと、今の現状に耐え兼ね、逃げ出そうとして人格交代が頻繁に起こった事でしょう。記憶の共有もされず、人間への不信感むき出しで、それこそ何か大変な事をしないかどうか、分からなかったのでは無いでしょうか。ですが、そうは成り得ないと、同胞達は言ってくれます。共に学ぼうと言ってくれてた、同じ学び舎の仲間だからです。

人は、この世の中に学習の為、学びと悟りを得る為に繰り返し生き死にを繰り返しています。少なくとも、私にとってはそういう考えです。その中で、人間として転生する順番が回ってくるのはきっと、貴重な事なのでしょう。何故なら、この地球には数多くの定員席が用意されています。全ての存在を合わせると、一体どれだけの数になのでしょうか。いや、それこそ途方もない数でしょう。人間が人間にだけ生まれてこれるか、とう証拠は今の所無いのでしょう。私達にも知る事は出来ませんから。

ですから、あの世に在る魂の順番待ちといったら、きっと長い時間待たなくてはいけないのでしょう。人間一人分の身体に魂は一つだけ。私はそう伝え聞いてます。
であるなら、彼らは私の周囲に浮かんで存在しているのでしょうか。どういう格好になっているかは不明ですね。こんな時に視えたら便利なのでしょうけれど、今の所私は霊能力は欲しくないです。自動書記という形で霊声を聞いてはいますけれど、それでも、これ以上は欲しくないですね。なぜなら、余計に人生に惑うからです。

ですが、その、一度くらいは霊視鑑定を受けてみる気では有ります。私のコレが一体どういう状態なのかが、私自身分からないからです。一度きっぱりと「妄想です」と言われたら、もう迷う必要も無くなるのでしょうね。ですが、霊的なものと言われたら、その時はどうしましょうね。考えていませんでした。

「その時は任せておいてほしい/AYR+-「同胞」」

心強い事ですよね。こういう時に任せられる存在がいるからこそ、私は平静を保って生きていられるんです。きっと、他の人々も気が付かないだけでサポートに回ってくれている誰かの存在が有っても良い筈。さっきの話しに戻りますが、人というのは決してたった一人の人格で存在している訳ではないと、私はそう考えています。サポート体制を組んで、幾つかのメンバーと一緒にこの世に学びに来ているというような話しも、どこかで見聞きしたような、そんな気でいます。身体だって、意識とは別の存在です。命だって、自分だけのモノでは有りません。運命が固まった末に受け継いだモノです。

そんな調子で、私も独りで人間をやっている訳では有りません。

皆さんも一度振り返ってみたらどうでしょうか。無意識だと思っていた所に、ちゃんと別人格の意識が通っているかもしれません。ですが、根を詰めすぎると解離症状が出るかもしれません。そうなるかもと思ったら、止しておいてください。本当に。
何しろ、私はその根を詰めすぎる性格のせいで統合を失調しましたから。
冗談ではなく。本当に。

それでは、今はここまでにしておきましょう。購読、有難うございました。

/唐鵙

karamozu
絶賛統合失調症ライフを送っています、しがない人間です。どうぞ宜しくお願い致します。