障碍者になってみて。

さて、障碍者殺害事件から早3年。当時は健常者だった私も今では立派な障碍者だ。勿論加害者になるつもりはない。が、どうだろう。そして被害者もどうかわからない。私は、軽いも軽い中に属する障碍者ではあるが、いや、どうなのだろう?私は精神障碍者だ。統合失調症になって、医療保護入院をして、その時に役所に名前が届けられてそして退院してそう経たない、地域に登録された一介の障碍者。

症状が転べば、私は他人を傷つける事は絶対にないとは言い切れないし、時と運びが悪ければ被害者にだってなるかもしれない。でもそれって、健常者であった頃だって同じだったはず。境界は一体、何処に有るのだろう。

健常者と障碍者の境界。障碍者と障碍者の境界。加害者と被害者の境界。

境界は、今日も行方不明だ。
個人の良識にこそ任せられているが、やはりどこに境界が有るのかはあやふやだ。
だけど勿論、事件の件は間違っていると思う。
排除した所で何にもならない。犯人には、もっと違うやり方が在った筈だ。それこそ、他者を排除するのではなく、当事者同士を取り巻く社会的な問題を解決する方向で行動を起こすべきだった。それなら、社会にも受け入れられるし、皆が幸せになれただろう。

そういう私に出来る事は、余り多くはない。真っ当に生きる位しか正直出来る事が思い浮かばない。でも、それって大事だ。良識を大事にして生きていけば、それが周囲にも広がって、次の人々に良識が広がっていくかもしれない。

うん、私は私に宿った命を大事にする事から始めようと思う。
何とか生きてみよう。

karamozu
絶賛統合失調症ライフを送っています、しがない人間です。どうぞ宜しくお願い致します。