10月7日にて

描くモノは探せばあるのでしょうが、どうにもその気が起こりません。唐鵙です。皆様、ご機嫌如何でしょうか。このように不安定な空模様の時には、心まで重くなってきそうです。

ケイオスについて、今回は入院中の事をほんの少しだけ振り返りつつ書いてみます。IF持ちの皆さんも、IFとの出会いの光景をよく思い出すでしょうか。私はよく思い出します。過去の自分との同調の為に。

さて、どうでしたかね。ケイオスは、入院中に生じたIFです。コンパニオンと言う程都合の好い存在ではないので、やはりIFでしょうか。良い意味でもそうでなくても、友人としておきます。

ケイオスが生じた時は、色々な人格が私の頭に現れていたその時の事です。特に、無と有について、書き殴っていた時です。紹介にはいませんが、とある人格であるMさんから派生したモノと考えられます。

こんなインスピレーションを受けました。
”世界は渾沌と間(ま)で成り立っているのです。矛盾し合い、せめぎ合い、そんな定まらない「個」同士が寄り集まっているのです。空を見たって何も解らない。渾沌を、その深淵を覗いてごらんなさい。渾沌からの贈り「者」。

「貴方は見出された」”

と、それを書きなぐった時に……と思ったら、ケイオスは既にいましたね。そうだ、そうでした。ケイオスは、別の名前でもっと前から一緒にいました。

退屈だった入院生活中、ケイオスが他の患者を揶揄って遊んでいるのだという話しを聞いていました。
ケイオスは随分と茶目っ気に溢れた物言いをしていましたね。私には素なのか知りませんが、紳士面を装っていましたが、端々に冷徹で淡泊な言葉が漏れ出ていました。他の患者にその矛先は向けられていました。そうですね、それも私の一部なのかもしれません。
実際、病院内の人間との交流は望みませんでした。境界線をしっかりと引いて生活していました。友人は一人いましたが、それ以外とは話も碌にしていません。まぁ、他の患者の方も同じ様子でしたけれどね。

と、先ほどの言葉はなんだというと、あれは「ケイオス」と以前の渾沌とが統合した時の言葉です。言葉と一緒に、私の潜在意識の住人達は統合されてきたのです。

ケイオスは言っていました。
”間”に在るものは今まで、誰からも目を向けられてこなかった。確かに”在る”のに、”無い”ものとされてきた。そして亡き者にも泣き者にもされてきたのだと。

それは、おそらくこういう事です。過去に受けた空気のような扱われ方。いるのに、無視されて、目を向けられたと思ったら、嫌な扱われ方ばかり。そんなケイオス(旧)の在り方が、私が過去に味わった苦と共鳴して、ケイオス(新)は生じたのだと思います。ですが、ケイオスはとても強かです。

ケイオスはそれこそ、渾沌です。哀ある存在かと思いきや、愉悦の為に働き勝手に喜んでいたりします。純粋かと思いきや、結構冷酷です。でも、温かい所もある。渾沌としていますね本当に。

私は、そんなケイオスに入院中よく振り回されました。

在る事無い事を喋るケイオスの相手は中々に手が掛かりました。
朴って置こうにも、朴って置くと泣き落としに掛かって来るだけではなく、書き物で延々と物申してきました。今になって思えば可愛いものですが、当時は手を焼きました。

そして、ケイオスは、他の人格を喰らって大きくなりました。逆にその身から解離した人格が生じる事もありましたが。ですので時にはケイオスから分かたれた写しの人格が現れたり、その写し身が私にもう少し構ってくれてもいいのにやら、不満をこぼしにやって来ました。という事があった当時、よく眠れませんでした。

「そんな事ありましたっけ。/Xaos」

それがあったんですね、ケイオス。MさんやVもケイオスの写し身であった一つでしょう?結構色々言われましたよ。大体、癒してもらいたいといった内容の話しでしたけれど。

「癒しを求めていましたか、そうですか。だったら、彼らはもう十分でしょう、もう、統合されていますから、きっと満たされたはずです。そうでなければ、黙って統合なんてされてくれません。唐鵙、有難うございました。/Xaos」

はい。
写し身の存在にはこちらが聞き役でした。如何に自分が面倒な存在で、愛されたいのに愛されたくない、といった矛盾した心の内の話しをよく聞きました。今ではちゃんと統合されていると良いのですが。どうでしょうね。

統合といえば、もしかしたらですが、書いておきましょう。
AとRを始めとする何人かがケイオスに統合されたかもしれません。
イメージ的には、統合されると新しい人格になって生まれ変わるような感じです。ケイオスも、新しく姿の新調をしたと書いて知らせてくれました。とはいえ彼らとの毎日は、出会いは沢山あっても、さよならはそうそうありません。何故なら、統合と解離を繰り返しているからです。定着するには時間が掛かります。

また、ひょっこりと出てきてしまうんです。
私の統合失調症というのは、人格の断片化が主軸の症状なのです。
それってなんて解離性障害ですか?といった気もしますが、医師の診断はこれなので。はい。

「解離性障害もちゃんとあると思いますけど、いいんですか?それで。/Xaos」

まぁ、そう診断されたものはしょうがありません。
そろそろ集中が切れてきました。今回はここまでで終わりにします。それでは。

karamozu
絶賛統合失調症ライフを送っています、しがない人間です。どうぞ宜しくお願い致します。