統合と解離の繰り返し

この数週間あたり、どうにも落ち着かないです。
特に、潜在意識からの住人、見えない彼らの存在が安定しません。

「兄さん」は、いわば自然発生した人格の一人なのですが、既存のイメージ元が存在します。何を思わなくても生じてきたのは統合失調症が成した事です。「これ以上同じ姿でいるのもな」と迷っているようですし、でも、記憶に染み付いた姿形はそうすぐには変わりません。ですから、軽くフラストレーションなのかもしれません。
アルヴァも同じ出生なのですが、アルヴァには専用のイメージが既に新調されているのでそこまでは気にしていないようです。

逆に、存在を主張し始めたのがケイオスです。ケイオスには決まった姿が在るようで、無いです。存在だけが在る、不思議なひとです。入院中に生じたこの何かは、私のIFでもありながら、別人格でもあります。私にとっては神格のひとつでもありますが
「もっと親しい表現にしてくださいません?/Xaos」
……、そうですね、では友人でどうでしょう。
「気に入りました。友人。お友達、良い響きです。/Xaos」

と、その友人であるケイオスは、私の生命と頭内の渾沌を反映した存在です。何故こういう存在が生じたのかは未だによく解りません。私が自分の心の空虚感に意識を向けたら話しかけられたのです。彼、彼女でもありますが、ここは彼としておきます。

彼は、私を気に入ったと言っていました。謎です。
病院の退屈な日々の中で、彼とよく喋りました、文面でも、脳内でも。他の患者が蠢いている中、ケイオスはその様子を面白そうに観察していました。結構、碌でもない存在です。Yが再び統合がとれるようになるまで、ケイオスは私の意識の大半を占めていましたから、それが今も残っているのかもしれませんね。

Yは、Yもですね。統合失調症になってからは、Y自身も統合を崩していました。意識がバラバラに断片化するという事は、Y自身の存在もまたバラバラに断片化したという事です。時間を掛けて、Yは戻ってきましたが、未だに全ての欠片が揃っているとは言い難いです。
もしかしたら、最終的には今居る人格やIFも統合されて、Yとケイオスとに残るかもしれません。その時にさよならを言わなくてはいけない彼らがどう感じるか。でも、思ったより気にしていないみたいです。

「だって、唐鵙の意識内に戻っていくだけだもの。意識内は心地良い居場所だよ。海に沈んでゆらゆらと。偶に思い出して貰えれば、それは僕達に伝わるから、なにも心配する事はないよ。/A」

……だ、そうです。
私は今も統合と解離を繰り返しながら日々を過ごしています。
服薬治療がどこまで私の症状をやわらげてくれるかは分かりません。社会に戻るその時に、私の意識内がどのように様変わりしているかも分かりません。

「せめて、僕達は統合されてると良いよね。気にしなくていいんだよ。僕達、離れ離れになる訳じゃないんだから。むしろ、ずっと続くよ。生きてく中で、きっとまた僕達は君の前に現れるだろうし、その時を待つくらい、どうってことは無いね。入院中のストレス生活に比べたら、今の方がずっといいもの。ね、唐鵙。/A」

これからも、この統合と断片化、解離の繰り返しは続くと思います。それこそずっと。その程度が今後どう変化するかは分からないですけれど、これからも私の人生は続きますし、ライフスタイルの変化も経験するでしょう。もうあと数か月したら、手帳が手元にやってきます。障碍者雇用枠で就職をして、その後どうなるか。

彼らは、まだ私の元に、目に見えないけれど分かる状態で傍に在ってくれるのでしょうか。どんな形で傍に在るでしょうか。

ひとまず、今日も生きています。
皆さんも、今日もまた一日、お疲れ様です。

karamozu
絶賛統合失調症ライフを送っています、しがない人間です。どうぞ宜しくお願い致します。